天気がいい日は、よく空を見ながら歩きます。見上げれば、無機質な電線に鳥たちがとまり、かわいくさえずりしています。
家族が乗れるように、MRワゴンを買ったのですが、
朝はワゴンの周りで猫が集会をしています。猫の集会に、鳥たちのさえずり。すごく楽しそうです。
昔、秀吉が門をくぐるときに利休の木像が上にあって、足の下をくぐらせるのかと激怒した、と聞いたことがあります。それが理由で利休が自害したとかしないとか。本当のところは定かではありませんが、それを聞いてからというもの、電線にとまってる鳥たちを見あげて足の裏をみるたびに、「これは失礼ではないか?無礼者ではないか?」と頭をよぎります。
・・・というか、そんなことにいちいちイチャモンつけてたらやってられないし、秀吉はどこまで細かい性格だったのか気になります。
その失礼な(私の個人的見解)鳥たち、足の下を通らせて、しかもたまに糞も落としてきますが、そんな無礼者でありながら、見方を変えれば、腹のうちを見せてるようにも見えます。
足の裏というのは、ある意味とても汚い体の部位です。汚いところは誰だって見せたくないものです。散らかった部屋とか、片付けてないキッチンとか、引き締まってないウエストとか・・・。そういう弱味というか、個人的な意見ですが私はさらけ出すのは嫌です。だから、足の下、をくぐらせるというのは、私にとっては手の内全部打ち明けてるようなもんです。
と考えると、鳥、すごいな。すごいじゃん。尊敬します。恥ずかしくないのかしら。隠したくないのかしら。隠し事ないのかしら。
私は隠し事いっぱいです。同僚に、散らかった私の部屋なんて見せたくないし、きれい好きだと思われたいし、女性らしく思われたいし、「女性らしい」イメージの女性になりたい。いい意味で。身内と激しい口げんかしてるところとか、機嫌がものすごく悪いときなんか見られたくない。
そう考えると、鳥でいっつも外にいて誰かの目にさらされていて、すごいなぁと思うのでした。
